【トレード手法】MACDとCCIを組み合わせたデイトレード手法
MACDとCCIを組み合わせたデイトレード手法は、トレンドの強さや方向性を確認しながら、エントリーポイントやエグジットポイントを見極めるのに非常に有効です。
設定
- 通貨ペア: メジャーな通貨ペア(EUR/USD、GBP/USD、USD/JPYなど)
- 時間足: 15分足や30分足、1時間足など
- インジケーター設定:
- MACD: 標準設定(12, 26, 9)
- CCI: 標準設定(14期間)
手法のステップ
1. トレンドの確認 (MACD)
- MACDラインがシグナルラインを上抜け: 上昇トレンドの可能性を示唆。
- MACDラインがシグナルラインを下抜け: 下降トレンドの可能性を示唆。
2. CCIで過熱感の確認
- CCIが+100を超える場合: 買われすぎを示唆。ただし、強いトレンドの場合は+100を超えても上昇が続くことがあります。
- CCIが-100を下回る場合: 売られすぎを示唆。ただし、強いトレンドの場合は-100を下回っても下落が続くことがあります。
3. エントリーのタイミング
- 買いエントリー:
- MACDラインがシグナルラインを上抜ける。
- CCIが-100から上向きになり、ゼロラインに接近または超える。
- この条件が揃った時点で買いポジションを取ります。
- 売りエントリー:
- MACDラインがシグナルラインを下抜ける。
- CCIが+100から下向きになり、ゼロラインに接近または超える。
- この条件が揃った時点で売りポジションを取ります。
4. エグジットのタイミング
- 利確ポイント:
- MACDラインがシグナルラインに再び接近したり、CCIが再び±100のエリアに達した場合。
- 損切りポイント:
- MACDがエントリーと反対のシグナルを示した場合(例: 買いエントリー後にMACDラインがシグナルラインを下抜ける)。
- あらかじめ設定したリスク管理の範囲内で損切りラインを設定しておく。
注意点
- ダイバージェンスの確認: CCIと価格のダイバージェンスが発生している場合、トレンドの転換が近い可能性があるため、エントリーには注意が必要です。
- 複数の時間足を確認: 高時間足(4時間足や日足)でのトレンドも確認することで、より信頼性の高いエントリーが可能になります。
この手法は、MACDでトレンドを捉え、CCIでオシレーターを使って過熱感やエントリーポイントを精査するものです。各通貨ペアや市場状況に応じてカスタマイズすることで、より効果的に活用できるでしょう。