バックテスト検証 (4)「Phantom_USDCAD」Titan FX EAランキング

2024年12月22日2024年12月29日

Titan FX EA ランキングに登録されているEAは、Titan FXのリアル口座限定特典として無料でご利用いただけます。これら中から選択する際の一助とするために、フォワードテストの成績を基に、毎月、順位付けしています。

バックテスト検証シリーズでは、ランキング上位のEAについて、バックテスト結果から、EAの持つ潜在的なパフォーマンスとその特徴を把握したいと思っています。

今回は、フォワードテストランキング上位常連の「Phantom_USDCAD」です。

Phantom_USDCADの特徴

USDCADのEAで複数ポジション型のEAです。
ブレークイーブンを仕掛けトレールで利確を計ります。RSIとMACDでシグナルを取っています。決まった時間帯勝率が高いのでそこに絞ってエントリーされます。高PFが特徴です。
https://research.titanfx.com/ja/ea/Phantom_USDCAD

Phantom_USDCADのパラメーター（初期値）

複数ポジションの保有、複利率について

このEAは複数ポジションを複数保有します。１ポジション当たりのロット数は「複利でないロット」でご指定いただくか、口座残高に対して一定の割合で指定する「複利」から選択することができます。「複利でないロット」を選択した場合は、指定したロット数を1ポジション（基準ロット）として複数ロットを取引します。「複利」をONにすると、「複利でないロット」は無効化され、口座残高に応じた割合でポジションを保有します。
「複利」の際の基準ロットの計算方法は次の通りで、設定画面では複利率で指定します。
口座残高× 0.01 ×入力した複利率/１ロット当たりの証拠金
例えば、口座残高が100万円、ドル円が130円の場合、レバレッジ 500倍の口座でドル円の取引をする場合は、
1,000,000×0.01×0.1÷（130×100,000÷500） = 0.0384　ロット　（端数は切り捨て、0.03ロットを基準ロットとします。）
また、同じMT4内で複数の「複利」のロジックのあるEAを稼働させた場合は、次のようにEAの数で割り、算出します。
口座残高× 0.01 ×入力した複利率/１ロット当たりの証拠金÷EAの数
例えば、口座残高が100万円、ドル円が130円の場合、レバレッジ500倍の口座、「複利」のロジックのあるEAを２つ稼働させる場合でドル円の取引をする場合は、
1,000,000×0.01×0.1÷（130×100,000÷500）÷ 2 = 0.01923 ロット（端数は切り捨て、0.01ロットを基準ロットとします。）

このEAのマーチンゲールについて

このEAはマーチンゲール手法を採用しています。持ち値の平均レートが20Pips逆行した場合に基準ロット×2、×４，×８、×１６の順に発注します。設定方法は、「含み損が設定超え損切りする」をtrueにし設定し、含み損決済設定値（％）で口座資産に対する割合を設定すると、含み損が口座残高に対し、指定した割合に達すると決済を行います。
マーチンゲール手法は勝率を高めることができる反面で相場が一方向に大きく動くような展開となると大きな損失を被るリスクがある手法です。ご理解いただいた上でご使用ください。また、このEAでは、口座資産に対し、一定の割合の含み損が発生した場合に損切りを行うという設定を行うことができますので必要に応じてご設定してください。