【 WhiteBearX2B-mt5 】EAに必要な資金・口座残高の正しい計算方法
世の中には様々なタイプのEAがあり、取引手法や制作者の考え方によってリスクの捉え方が異なるため、必要最低残高の算出基準も様々です。 本記事では、私自身の算出基準について、弊社EA「WhiteBearX2B-mt5」を例に挙げながら解説します。特に最大レバレッジが25倍に制限されている国内FX口座で運用する場合、「どれくらいの資金があれば始められるのか」は気になるところですよね。
そこで今回は、国内FXで「WhiteBearX2B-mt5」を運用することを前提に、必要資金(口座残高)の計算手順をご紹介します。
前提条件
- 取引数量: 単利 0.1 Lot = 10,000通貨
- 最大保有ポジション数= 6 (WhiteBearX2B-mt5の初期値)
- 0.1×6 = 0.6 Lot
- 最大レバレッジ: 25倍(国内FXの個人口座上限)
- 参考:レバレッジ 500倍
- ストップロス(SL)幅: 50 pips = 0.50円 (WhiteBearX2B-mt5の初期値)
- ロスカット水準: 証拠金維持率 100%
- 基準レート(想定): 1ドル = 150円
1. 必要証拠金の計算
取引を保持するために必要な証拠金は以下の通りです。
必要証拠金 = (150円 × 10,000通貨 × 6ポジション) /25(レバレッジ)= 360,000円
2. 許容損失額(ストップロス発生時の損失)の計算
50 pips(0.5円)逆行した際の含み損額は以下の通りです。
許容損失額 = 10,000通貨 × 0.50円 = 5,000円
6ポジション保有して、全てがストップロスとなった場合
5,000 × 6 = 30,000円
3. 必要最低残高の計算
必要最低残高 = 必要証拠金 + 許容損失額 = 360,000円 + 30,000円 = 390,000円
ストップロス(-50pips)到達時の損失は1ポジションあたり5,000円です。6ポジションすべてがストップロスにかかった場合の損失は計30,000円となりますが、証拠金維持率100%以上(有効比率360,000円以上)を維持できれば強制ロスカットは回避できます。
為替レート別の目安
| ドル円レート | 最大同時保有ポジション数=6の場合 | |||
|---|---|---|---|---|
| 必要証拠金 (レバレッジ25倍) | 必要証拠金 (レバレッジ500倍) | 50pips下落時の損失額 | ロスカット回避に必要な最低残高 | |
| 140.00円 | 336,000円 | 16,800円 | 30,000円 | 366,000円 |
| 150.00円 | 360,000円 | 18,000円 | 30,000円 | 390,000円 |
| 160.00円 | 384,000円 | 19,200円 | 30,000円 | 414,000円 |
理論上の必要最低額は、0.1 Lot運用の場合で約390,000円となりますが、スプレッドの拡大や急激な価格変動(スリッページ)による強制ロスカットを防ぐため、余裕を持って50万円程度の資金で運用を開始することをおすすめします。なお、0.01 Lot運用であれば、5万円程度の資金からWhiteBearX2B-mt5の運用を始めることも可能です。
Risk値について
「WhiteBearX2B-mt5」などの弊社EAに搭載されているパラメーター「Risk」は、複利機能(MM=true)使用時の取引数量を決める値です。1ポジションの最大損失額が「口座残高× Risk%」の範囲内に収まるよう、口座残高とストップロス(SL)値を基にロット数が自動計算されます。
具体例 (WhiteBearX2B-mt5の初期値)
- MM (複利機能): true
- Risk値: 1
- 最大保有ポジション数: 6
- ストップロス(SL)幅: 50 pips = 0.50円
- 口座残高:1,000,000円
口座残高:1,000,000円の1%(Risk値:1)= 10,000円 (1ポジションの最大損失額)
10,000円 ÷ 0.50円 = 20,000通貨(0.2 Lot)
0.2 × 6 = 1.2 Lot
なお、取引数量は上記「単利0.1 Lot」の2倍なので、必要最低残高はレバレッジ25倍の場合780,000円、レバレッジ500倍で96,000円と計算されます。




