Tick Data Suiteを導入してみた!

2019年12月1日

このブログの整理も終わったことだし、久しぶりにEAの開発をしようかと思い、まずは道具から揃えました・・・笑。

EAを開発する際には半端ないくらいの回数のバックテストを繰り返すのですが、できれば精度の高い、リアルに近い環境でバックテストしたいと常々思っていました。そこで、最近、良く目にするようになったTick Data Suite(TDS)を導入してみました。

Tick Data Suite ダウンロード先

TDSは、MT4のStrategy Testerに付加(アドオン)するプログラムで、導入することによってティックレベルでのヒストリカルデータを使用したバックテストができるようになります。

TDSをアドオンする前のMT4のStrategy Testerは、1分足以下のヒストリカルデータについては疑似Tickを生成する仕組みになっていて、どうしてもリアル環境との乖離が生じてしまうものでした。

通常、モデリング品質は90%が上限ですが、Tick Data Suiteの使用によって99.90%まで上昇します。

もう一つ、Tick Data Suiteの優れている点は、可変スプレッドの条件でテストできることです。(正直、これは嬉しい機能です。)

ただ、高額なソフトウェアなので、必要な人/欲しい人としては、EA作者や、EAを使った商売をしている人、バックテストにこだわる人くらいでしょうか。それ以外の人は、ちょっと手が出ない(不要な)気もします。

以下、価格表です。

年額月額買い切り
183ドル97ドル499ドル
2年目以降、96ドル2か月目以降、10ドル

私は、数年後も同じようにバックテストにいそしんでいる自信が無かったので、とりあえず年払いのライセンスを購入しました。

使い方については、今後、EAの開発を行いながら、紹介したいと思います。

penguin