コラム➀ 建値移動を正しく理解する。 [補足] PenguinPanelマニュアル

建値移動(BreakEven, BE)は、一定の含み益に到達した時点で、SLを建値(エントリー価格)付近まで引き上げ(売りは引き下げ)て、損失リスクをほぼゼロにする仕組みです。

  • 建値移動のトリガー: 建値移動を発動する利益pips(例:10pips)。
  • 建値移動のオフセット: 建値より何pips上/下に置くか。建値からの余裕(例:1pips)を持たせ、微妙な戻しで損切りになりにくくします。
  • TP/SLモード専用。Money系では常に無効です。
  • 建値移動→ATRトレーリング 自動ON = true の場合、BEが実際にSLを動かしたタイミングでATRトレーリングが自動でONになります。
    これにより、「損失ゼロ化」→「利益の伸びを追う」へのシームレスな移行が可能。
    ※ただしこの機能は、パラメーターの初期値ではOFFになっていますので、ご注意ください。初期設定では自動的に建値移動は発動しません。

📍使い方のコツ: ボラの高い相場ではトリガーをやや大きめ、オフセット を1~2pips程度にして、ノイズでの戻し負けを抑えると安定します。

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Posted by Penguin