曜日ごとの取引「WBX_EURUSD_M5」Titan FX EAランキング
Titan FX EAランキングに出品している「WBX_EURUSD_M5」ですが、現時点までのフォワードテストの様子から、週初めの取引が多いように感じていました。
そこで今回は、Quant AnalyzerというEA分析ツールを使って、バックテストではどうなのかを検討しました。
データとして、2014.1.1~2024.6.28までの「WBX_EURUSD_M5」のバックテスト結果(取引数:n=5017)を供しました。
曜日ごとの取引数
曜日ごとの取引数
曜日ごとの取引数を見ると、わずかに木曜日の取引数が少ないように思われましたが、その差は小さく、おそらく運用中には感知できないレベルかと思います。
曜日ごとの勝敗
曜日ごとの勝敗(緑色:Wins(勝)、赤色:Losses(敗))
曜日ごとの取引については、いずれの曜日も勝ちが優先し、勝敗の傾向(割合)もほぼ同じでした。
曜日ごとの損益割合
曜日ごと損益割合(P/L)
曜日ごとの損益割合(P/L)を見ると、月曜日の損益割合が火曜日から金曜日の各曜日の値の2倍以上ありました。取引数は曜日ごとに差がなく、勝敗の割合もほぼ同じなので、月曜日の取引は他の曜日の取引と比べて1取引あたりの損益が2倍以上あるのではないかと思われました。
月曜日の朝は、窓開けで知られるように、週末の終値と月曜の始値に大きなギャップが発生しやすいという特性があります。このことが月曜日の取引の損益を大きくする理由の一つではないかと考えています。
今回、バックテスト結果では曜日ごとの取引数に違いは認められませんでした。引き続き、取引を注意深くモニターするとともに、もう少しデータが集まり次第、フォワード環境での解析を実施したいと思います。