【今ならまだ聞ける!】買うだけじゃない!ビットコインの賢い育て方

「ビットコインって気になるけど、今さら聞けない…」と思っている人、実は多いんです。だからこそ、この“今ならまだ聞ける!”シリーズでは、まだ広く浸透しきっていないテーマを、やさしく・簡単に解説していきます。
ビットコインは2009年に誕生してから長く存在していますが、ここ数年で一気に「投資対象」としての注目が高まりました。特に、機関投資家の参入やETF承認など、市場が成熟しつつある点が大きな理由です。

目次(Contents)

📈 ビットコイン投資の代表的な手法

① 価格上昇を狙う「現物投資」

もっともシンプルな投資法が「現物を買って保有する」スタイルです。いわゆる“ガチホ”戦略ですね。
短期で売買して利益を狙う方法もありますが、価格変動が大きいビットコインでは、長期保有のほうが精神的にも楽で、初心者にも向いています。

② 積立投資(ドルコスト平均法)

毎月少額ずつ買い続ける方法です。価格が高いときも安いときも淡々と買うことで、長期的に平均取得単価が安定します。
「一度に買うのは怖い…」という人には最適の投資手法です。

③ レバレッジ取引(FX・先物)

少ない資金で大きな取引ができますが、そのぶんリスクも大きく、初心者にはおすすめできません。ビットコインFXは価格変動が激しいため、想定外の損失につながる可能性があります。

💡 ビットコインを“増やす”投資手法

① ステーキング(※BTCは対象外)

PoS型の通貨では「預けるだけで増える」ステーキングがありますが、ビットコインはPoW型なので対象外。
ただし「預けて増やす」という考え方を理解するための比較として紹介しておきます。

② マイニング

初期の頃は個人でも参入できましたが、今は企業レベルの設備と電気代が必要。個人投資家にはほぼ不可能な領域になっています。

③ ビットレンディング(貸し出し運用)

「ビットレンディング」とは、ビットコインを業者に貸し出すことで、利息として暗号資産を受け取れる仕組みのこと。
つまり、ビットコインを持ちながら“増やす”ことができる投資法です。売買をしなくてもリターンを得られるため、ガチホ勢から人気があります。

● ビットレンディングのメリット

・現物を保有しながら利回りを得られる
・トレード不要で初心者でも始めやすい
・長期保有と相性がよく、資産が“働いてくれる”感覚を得られる

● ビットレンディングのデメリット・注意点

・元本保証がない(事業者リスク)
・預け入れ期間中に売却できない場合がある
・暗号資産価格が下落すれば利息以上に損する可能性もある

● 国内サービス「ビットレンディング(BitLending)」の紹介

国内で利用されることが多いのが、株式会社J-CAMが提供する「BitLending」というサービス。
BTCやETHなどを年利数%〜10%前後で貸し出せるのが魅力です。
ただし、金融庁登録業者ではないため、サービス利用は“しっかり理解したうえで”が前提となります。

金融庁に登録されていない理由: ビットレンディングは暗号資産を暗号資産で貸し借りするサービスであり、資金決済法で暗号資産交換業の登録が義務付けられている「暗号資産と法定通貨の交換」を行う事業者ではないため、登録は不要です。

🔍 ビットコイン投資を始める前に知っておきたいポイント

① セキュリティ:ウォレット管理は最重要

暗号資産は自己管理が基本。取引所に置きっぱなしはリスクが高く、可能であればハードウェアウォレットの使用を検討しましょう。

② 日本の税金ルール

ビットコイン売買の利益や、レンディングの利息は「雑所得」に分類されます。
確定申告が必要になるケースもあるため、早めにルールを押さえておきましょう。

③ 信頼できるサービス選び

取引所やレンディング業者の安全性はとても重要です。金融庁登録の有無、評判、運営者情報など、事前調査が欠かせません。

🧭 初心者向け:ビットコイン運用モデル3選

●モデル1:積立 × 長期保有

初心者でも始めやすく、リスク管理もしやすい最も王道のスタイル。コツコツ積み上げることが大切です。

✅メリット
  • 相場のタイミングを気にせず、購入価格をならしていける(ドルコスト平均法)。
  • 暴落局面でも積立を続ければ、平均取得単価が下がり回復しやすい。
  • 初心者でも再現しやすく、心理的負担が小さい。
❌デメリット
  • 短期的な大きな利益は狙いにくく、成果が見えるまで時間がかかる。
  • ずっと積み立てるため、相場急落時に「続ける勇気」が必要。
  • 元本保証ではないため、長期でも含み損期間が発生しうる。
●モデル2:長期保有 × ビットレンディング

売るつもりがないBTCをレンディングで“働かせる”運用法。資産効率を高めたい人に向いています。

✅メリット
  • 長期保有するだけでは得られない金利収入で、資産効率を高められる。
  • 売る必要がないため課税イベントが発生しにくい(※利息は課税対象)。
  • 借り手の需要により、金利が比較的高い場合は運用効率が大幅向上。
❌デメリット
  • レンディング先の倒産・システム障害などの信用リスクが存在する。
  • 返還までロックされる場合、急な値動きへの対応が難しい。
  • 金利は変動しやすく、常に高利回りが続く保証はない。
●モデル3:短期売買 × 部分レンディング

トレードと組み合わせ、余剰BTCを一部貸し出すスタイル。中級者向けの方法です。

✅メリット
  • 使わないBTCをレンディングに回すことで、トレード以外の収益源を確保できる。
  • 全額ロックされないため、急なチャンスでトレード資金を確保しやすい。
  • 市場環境に応じて「売買」「貸出」の比率を調整できる柔軟性が高い。
❌デメリット
  • 売買判断と貸出管理の両方を行う必要があり、難易度は中級者向け。
  • トレード部分の成績によっては、レンディング利益を相殺してしまう可能性がある。
  • 価格急変時、レンディング中のBTCは即座に戻らず機会損失になることがある。

📚 まとめ:ビットコインは“増やし方”を選べる時代へ

ビットコイン投資は「価格の上昇だけを待つ」時代から、“自分に合った増やし方を選ぶ”時代へと進化しています。
今回紹介したビットレンディングは、その中でも初心者が取り入れやすい選択肢のひとつ。
まずは少額から、無理なく自分のペースで始めてみましょう。

📚《参考サイト》BitLending|預けて増やす暗号資産レンディング

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