Tips

 

PIVOT を使ったEAを作るに先立ち、

まずは基本的なピボットの使い方を整理してみました。

 

ピボットってどっかで聞いたことがあるなぁーとずっと思っていたのですが、

そういや、バスケットボールの基本動作ですね(^^)

語源は同じっぽいですねー。

pivot

 

 

 

 

JX-ENEOS バスケットボールクリニックより

≪ピボット分析とは?≫

前日の価格を基準に今日の相場の重要ポイントを導きだすもので、

多くの人が使用している信用度の高いテクニカルです。

ピボット分析によって導きだされた価格は今日の相場の重要な伏目となることが多く、

サポートやレジスタンスとしてかなり機能します。

 

FXDD_pivot_0606

 

FXDD配信の上の図では、上から緑:R2、緑:R1、青:PP、赤:S1、赤:S2、赤:S3

と呼ばれています。(今日(6/3)の図では、R3は表示されていないようですね。)

 

前日の(高値+安値+終値)÷3で、今日のピボット(PP)を算出し、PPからそれぞれ

R1, R2, R3, S1, S2、S3の値が計算されます。

 

≪ピボットの計算式≫

R3 :   (PP×2)-(安値×2)+高値

R2 :   (PP+高値-安値)

R1 :  (PP×2)-安値

PP : (高値+安値+終値)÷3

S1 :  (PP×2)-高値

S2 :  (PP+安値-高値)

S3 : (PP×2)-(高値×2)+安値

 

≪ピボットの見方・使い方≫

1.ピボットによる方向性の判断

ピボットは前日の値幅から求めた中間値ということで、以下のように

大雑把なトレンド判断に使います。

  • ピボットより上 ⇒ アップトレンド
  • ピボットより 下 ⇒ ダウントレンド

特に、マーケットオープン直後の動きを判断するのに使えます。

 

2.目標値として利用

  • 利益がのったポジションを持っているとき、価格が次のサポートあるいはレジスタントラインに近づい たときに、一旦そこで利確をする使い方です。
  • S1を抜けて上昇していく局面では、S1を抜けた ら、次はピボットの位置までは行くだろうと予測ができます。 ピボットを超えたら、次はR1まで行く可能性があるといった感じです。

 

3.逆張り的に使用

  • S1・S2接近で買い、R1・R2接近で売り
    • S1を下抜けた場合、S1で建てた買いポジションを手仕舞いしS2で買う、または手仕舞いせずにS2で買い増しする
    • R1を上抜けた場合、R1で建てた売りポジションを手仕舞いしR2で売る、または手仕舞いせずにR2で売り増しする

PIVOT_Online

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 外為オンラインより

 

  • R3上抜きで買い、S3下抜きで売り (BrakeOut?)
  • もみ合い相場では、
    • 買いの場合はS3は損切りライン・R3は買い乗せ
    • 売りの場合はR3は損切りライン・S3は売り乗せ

 

 4.順張り的に使用

  • S1・S2接近で売り、R1・R2接近で買い
  • R3上抜きで売り、S3下抜きで買い(逆張り?)

 

調べると、使い方はいろいろありそうですが、概ねこのように分類されそうです。

相場の状況に合わせて、戦略を自動で変えるのがベストなのでしょうけど、なかなかそこまで作りきらないですねー。

当初、4の順張り的な使い方でEA化を考えましたが、やはり3の逆張り的な使用方法が王道なのでしょう。まずは逆張りEAでいきたいと思います。

それから、S3R3をブレイクするということは、つまりはピボットが成り立たなかった、即ち敗北を意味しますので、このポイントに関しては「損切り」がいいのかなと思います。

 

 

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Tips

米国がデフォルト(債務不履行)に陥ることを当面回避するため、米野党共和党は「連邦債務の上限の小幅な引き上げ/6週間限定」を提案しているようですね。

世界中が迷惑するので、いい加減にして欲しいものですけど、投資家の皆さんはリスクヘッジのために、米国債を短期から中長期に入れ替えたり、あれこれ策を練っているようです。

 

私をはじめとしたFXでの短期トレーディングを主にやっている人にとっては、休むも相場かなと思いますけど・・・(^^;

 

そうは言ってもなかなか休む気にならないのも事実です・・・。

うちのMT4上ではいつもと変わらずEAが動いてます(笑)。

 

実は、ついに長年の夢だった「スイング系」のEAが完成しました。

早速、リアル口座に投入し、現在、既にポジション持ってます(笑)

 

相場にいること=リスク」と捉える私には、リスクを小さくすることに必死になったわけですが、まずまず納得のいくものができました。

ただ、このEA、対応通貨が、

「AUDJPY」, 「 EURJPY」, 「GBPJPY」, 「 CHFJPY」, 「 USDJPY」

といずれも円関係なのです。

 

かなり偏っているので、個々にバックテストしてもどうしても不安が残ります。

そこで、複数のバックテスト結果をまとめて一つにして表示してくれるソフトは?

 

ありますよ! MQL soft.comさんの「ReportManager」(フリーソフト)です。

ReportM_mainimage

 

さっそく、ReportManagerを使ってみましょう。

 

● ダウンロード: ソフトのダウンロードはページ下部です。

ReportM_DL

 

● インストール

RM_Inst

※Winodows 7(おそらくVista以上)ではc:\program files 以外のフォルダーにインストールしないと稼動しません。

 

● バックテスト結果の準備

バックテストを行う際の注意点としては、単利で行う必要があることです。このソフトでできるのは、それぞれのバックテスト結果を積みあげることで、複利の計算をやり直してくれるわけではありません。(資金については平均)

また正しい評価のためには、初期資金も揃えておいたほうが解釈し易いです。

今回は、すべて初期資金10,000ドル、0.1 lot、単利 でテストを行いました。

 

● バックテスト結果の取り込み

RM_OpenReport

「Open Reports」をクリックしてバックテスト結果を取り込みます。

今回準備したバックテスト結果は以下の5つです。1つにまとめたいテスト結果を選択し、「開く」を押します。今回はすべて。

RM_open2

レポートタブに、取り込んだ5つのバックテストファイルが表示されます。

RM_open3

 

● 各バックテスト結果の結合「Marge Report」!

RM_open4

 

● 完成!

RM_Result

 

★ このソフトのすごいところはここから!(私も昨日まで気づいてなかった・・・^^;)

★ Save Selected Report って・・・。

RM_SAVE

アイコンを押して、ファイル名をつけて保存すると・・・。

「htmlファイル」が作成されます。

 

★★★ これができます!↓

5 Currency

5 currency BT1

 

★「ReportManager」 こんなに使えるとは思ってませんでした。

是非、一度お試しあれ。

 

 

《おすすめEA》 

有料EAですが、自由にブローカーをお選びいただけます。また、このEAはV1モード装備で、White Bear V1としても使えますよ! White Bear V3関連記事はこちら

トレード時間が短くなって、ストレスフリーに一歩近づいたシロクマ 君
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